炭焼き串処かさい

百五串目:さまざまな秋・・・

〇また一つ、憩いの場が・・・
私が大好きなお店の一つに「かに本家」の回転ずしがあります。
ここの<ずわい三種>というカニの盛合せ(生のずわいガニ・茹でたずわいガニ・カニミソ)が大好きで、これしかオーダーしないと言ってもいいくらい大好きです。
このお店が11月いっぱいで閉店しました。
閉店情報が入っていなかったのですが、お店に立ち寄った時に仲のいい板前さんから聞いて初めて知りました。どうやら建物の老朽化が原因のようです。
隣の「かに本家」も来年1/5で閉店だそうです。
何がショックって店が閉まると<ずわい三種>を食べられなくなるのが大大大ショックです。
食べ収めの意味も兼ねて11月は2週連続で出かけました。
思えば静岡駅前のガス爆発の時からお店はありましたから、だいぶ古くなっていたのは確かですね。
大好きなものが無くなるのでブルーな気分になってしまいます。

〇運動の秋です
いつも休みのたびに酔っぱらってばかりじゃいけないという事でちょっと運動しようという事でJRを使ってさった峠(*)に行きました。
※さった峠(漢字に変換したいのですが表示が出来ないので、ひらがな表記にします)
漠然とさった峠に行こうと思ったのでどうやっていいのか?どの駅で降りたらいいのか?などなど基本的なことがわからないので静岡駅の観光案内で教えていただきました。(笑)
地元の人ではない観光客を装って観光パンフをもらい、親切なお姉さんから興津駅で降りれば清見寺があるのでそこからさった峠はいかがですか?ということでこの日の観光コースができました。
興津駅で降りて線路沿いを歩き 途中、人がすれ違うのも大変な所で、(すれ違おうとした)オバさんに道を譲ろうとしたら「どちらに行くのですか?」と聞かれたので「清見寺です」と応えたら「私、清見寺のガイドです」というので この偶然に驚きましたが、いいタイミングなので一緒に清見寺に行きました。
入館料を払ってガイドを聞かないのはもったいない!ということでオバちゃんのガイドで観光! 清見寺は初めてでしたが、オバちゃんのわかりやすい説明でトクした気分と、きれいな庭も見れて本当に楽しい時間になりました。
清見寺にはウチで大好評人気の日本酒 臥竜梅(がりゅうばい)の名前の由来になった梅があるのでそれを見て、、、でも、この時期は見ごろではないので残念でした。

本命のさった峠に行く前にお昼なので ごはんを食べようという事になり店を探しましたが何もない!
この日は国1バイパスが崩れて通行止めになっている時だったので歩いている細い道も抜け道としてバンバン車が通ってました。
なんとか中華料理屋さんに入りましたが、総勢6人で入りましたが、手際が悪くイライラが募るばかり・・・でも、お酒を飲んだら楽しくなる性格なのでいつもの2/3くらいの酒の量で切り上げてさった峠を目指しました。
歩き始めましたが、さった峠の行き先がわからず民家の看板を見て向かっても地元の人からは「こっちじゃないぞ!」と言われる始末、教えてくれた道も獣道みたいだったけど、たぶんこの道で大丈夫だろうって道に出ましたが坂また坂を登り続けましたが、普段どれだけ運動しないのかを思い知らされました。
最初はおしゃべりをしていたのに、だんだん口数も少なくなり、列もバラバラになる頃、やたら元気だったのが、常連のNさんだったのは意外でした。
ようやく頂上に着いてそこから見る風景はいつもTVで見る風景が広がっていましたが、残念ながら富士山は見えません(^^;)
この疲労度から、もう一度ここに来ることはないんだろうな。と思います。

その後、富士山が見れなかった残念会を由比に降りて寿司屋で一杯飲もうという事で由比側へ降りてきました。
一緒にいた友達がスマホで調べてくれた寿司屋に到着すると親方がおしゃべり好きで手が動いていないという致命的なお店(笑)
倉沢のアジもなくちょっと寂しいお店でした。行き当たりばったりですが、これはこれで楽しい時間。
それにしても足腰が鍛えられた1日でした。

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