炭焼き串処かさい

五十一串目スピンオフ:グルメレポート 東京築地 鯨専門店『登美粋』さん

鯨専門店『登美粋』さん 調査捕鯨の鯨を卸しています。
大変レトロな店内。まるで映画のセットのようで写真撮りまくり。

  1. まずはベーコン めっちゃやわらかで美味!
  2. 次は百畳(ひゃくじょう) 鯨の胃です。
    胃袋が畳百畳くらいの大きさという事でついた名前だそうです。ポン酢とゆずこしょうでいただきました。初めての味、食感に感動!
  3. いよいよ刺身です。 この日は珍しく通常の鯨以外も入荷したとのことで、お店の方に「すごくラッキーですよ」と言われました。
    しかもサービスの大盛り! 『ミンク鯨』『ニタリ鯨』『ナガス鯨』です。赤身、オノミ、カノコ(ほっぺた)などを刺身、タタキで。 マジホッペが落ちそうにまいう~です!
    これらの鯨にはやっぱり日本酒(最初は瓶ビールでしたが・・・)酔鯨(すいげい)しかないでしょ! 一緒に行った酒友 酒豪4人衆(僕も含めて)は何度も店の在庫が無くなりそうな勢いで酔鯨を注文し続けました(^^)
  4. 刺身系の次のお楽しみは太った僕の大好物 鯨カツ(ゲイカツ)です。
    そろそろ油系が欲しいなぁ~と思っていたところに登場!グッドタイミングです!
  5. その後、竜田揚げが続きます。 竜田揚げにはお好みでオレンジ色のヒマラヤの岩塩をちっちゃなおろし金で自分で下していただきます。このシチュエーションには同じ飲食店としては「う~ん、なかなかやるなぁ~」という演出です。 もちろん両揚げ物旨かったっす!

お酒がたくさん入って、おいしい鯨料理が続き、だいぶお店の方達と打ち解けてきたなって感じの頃、同じ飲食業としては表には見えない苦労の仕込の話で盛り上げがります。

お客様の前に美味しく提供するまでの苦労はお互い並大抵のもんじゃないって感じです。そうしたら大苦労の仕込の『鯨のもつ煮込み』をサービスでいただきました。

仕込みの苦労も含めての味でしたが、思ったより脂っぽくなくてサッパリしているのに奥深く大変味わい深いもつとスープに感激!

美味しい鯨をいろいろ提供してくださった登美粋さんに大感謝です。

たくさんの幸せな時とたくさんの勉強をさせていただきました。ただ「うまかった!」だけじゃなく、たくさんのお客様に美味しいものを食べていただきたいと心から思い、今後のかさいのメニューに少しでも反映させていきたい!と思います。

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