六十八串目:事件&ほのぼの&思い出が・・・
恒例の恵比寿講に行ってきました。
でもそこに事件が!
いつも買っている縁起物屋さんで20数年買っているにも関わらず、(縁起物屋さんの店先に)”かさい”の名前が張り出されていませんでした。
※いつも買っている常連さんは縁起物屋さんの店先に名前を貼りだすのが通例です。
常連客のはずなのに・・・
これにはさすがに腹が立ったのでクレームを入れたところ、縁起屋さんも悪気があったわけではなく平謝りだったのでいつものように縁起物を買って買って恵比寿顔になり腹の虫を納めました。
その後、いつもの先輩のお店"鬼の家"さんへ向かいました。
"鬼の家"さんではいつも飲食関係の方はお店を終えてからくるので同じ時間帯で顔なじみが揃うのですが、日曜休みのお店も多く今年は顔なじみに会えないかな?と思っていたのですが、やっぱりいました!(笑)
"「寿々喜(喜は本当は七が三つのきです)」 "って割烹料理屋の親方御夫婦とは毎年会っている顔なじみです。
共通のお客様がいたりして話が合うのですがあちらも同じように「今年は会えないんじゃないか?」と思っていたようで、会えたのをすごく喜んでくれました。
1年に1回このお店でしか会えない大事な方です。
毎年同じ店で縁起物買って、毎年同じ店に行って、毎年同じメンバーに会える。っていうのも幸せですよね。なんかほのぼのします。
いつも夏休みを取っていないのですが、今年はちょっと遅い遅い夏休みを取ろう!ということになり3連休を取りました。
たぶん商売はじめてから初めての3連休だったかもしれません。
お酒の勉強をしたかったのでずっと行きたかった京都の伏見に行ってきました。
せっかく京都に行ったので京都の台所 錦市場に寄ってみたところ呑兵衛にはパラダイスのような場所でまた行きたい!と強く感動しました。
一所懸命働いてまたあそこ(錦市場)で飲み食いできる大人になりたいな!と思います。
先日、静岡新聞にすごく思い入れのあるお店「ちゑ」さん閉店の記事が載っていました。
南口にある「ちゑ」さんはう屋台より少し大きいくらいのお店ですが飲みに行くと〆は必ずココでした。
「ちゑ」さんにはおでんと給食で出るようなチーズしかメニューはありませんでした。
このお店には、とにかく熱燗を呑ませる先輩に連れていかれてはひたすら熱燗を飲む練習をしていました(^^;)。
でもでも、すごく落ち着くお店でした。
連れて行かれた当時、ボクより若いお客はいなくて年配のお客様がすごく気軽に話をしてくれて、いい雰囲気の中にちゑさんがもっと和ませる会話が入り・・・そんな大好きなお店でした。
当時熱燗は好きじゃなかったけどさんざん呑んできてもここでまた飲まないと終わらないからガンガン飲んでました。
先輩には言ったんですけどね「ボクを酔わせようなんてお止めなさい」って!だって本当に酔わなかったから(^^)
※今はすぐにベロベロですが・・・
だから「ちゑ」さんとの思い出は多くて昔お客様が民謡を歌っていたので続いて歌った思い出があります。
ボクが小さい頃民謡好きの親父の歌を覚えていて披露しました。そのことが新聞に出ていたので懐かしく思いました。
また静岡から名店が一つ無くなりました・・・。