七十八串目:夏の出来事2015
夏バテ気味なので2週連続で「天神の湯」
昼過ぎに出かけてくるので静岡駅から出る無料シャトルバスは動いていないので静鉄の柚木駅から歩いて天神の湯へ・・・着く頃には汗びっしょりです。
だから着いたらすぐに風呂に入って、でもノドが渇いているのですぐにビールを飲んでマッサージ。マッサージはお気に入りのHさんを指名して至福の1時間(この間寝ているんですけどね)
この後、また飲みたいなぁ~と思う所ですが、どっと疲れが出て元気がなくなりそのまま帰宅。そして家呑み。と言った休日を過ごしていますが、、、
そんな時に起こった「ツボ事件」
この事件によって夏バテがさらに増幅されました。
ボクの家の姉が40年住んでいた所から引っ越すことになり姉の所に行きました。
引っ越しを手伝っていると、10年以上前に亡くなった母の大切にしていた大きなツボが2個出てきました。
このツボの存在はずっと忘れていたのですが、姉から「どうする?」と聞かれ二人とも目が合い「売っちゃおうか!」と意見が一致しました。
母から「とても高価なツボ」と聞いていましたが、置く場所もないし、そろそろ手放してもいいだろう。ということになりました。
まずは写真を撮って鑑定してもらおうと思いましたが「実物でなければダメだ」ということで鑑定屋さんに見せに行きました。
運ぶ時に割れたら大変!ということで新聞紙集めて丁寧に梱包した上に専用の布を巻き1個はリュックに、もう1個は手で持って家を出て道を歩き始めました。
そしたら数分後自転車が突っ込んできました。
「危ない!」と思った瞬間自転車がコケました(^^;)ホッ!と思いましたが、高価なものが移動する時には何かが起こる!
このツボが高価であることを確信して鑑定屋さんに運び込みましたが、その間周りをキョロキョロ注意しながらドキドキの道のりでした。
到着して期待感を胸に「いくらのツボだろう?」と鑑定士の言葉を待っていたら「中華民国時代のツボだね。でもこれはその頃の模造品のお土産だよ」と聞き耳を疑いました。
ガッカリです。値が付けられないほど安値だそうです。
母の「高価なツボだよ」という言葉。運んでいる時に自転車が突っ込んで来る"偶然の出来事"。このツボには何かがある!と思っていましたが、目の前に浮かんだのはTVの鑑定番組で予想を下回った時の気持ちが痛いほど良くわかりました。
鑑定結果をゴネてもしょうがないので一応納得しましたが、まだ腑に落ちないので次の鑑定士へ思って行きましたが、その頃は幾重にも巻いた新聞紙は2~3枚になっていました。
2軒目は鑑定士が出張するお店なので受付スタッフは一目で素人と分かる風貌。そのスタッフから「あぁ、日本のものですね」と言われた時には「この素人め!」と思ったものでした。
このツボの正体を知るために県立美術館で「青磁展」を見てずっと勉強してきましたからネ!ボクは目利きになった気分でいました。
っで、しばらくして鑑定結果が出ましたが、やはり「お土産品」査定が付かずまさかの100円。
鑑定後のツボに新聞紙は巻かれず専用の布だけです(笑)
※私の期待感は新聞紙の枚数と同じなのでした・・・
姉に事の顛末を話したらガッカリしていました。
結果は結果として受け止めて母の形見ですから大事にとっておこうと思います。