炭焼き串処かさい

二十五串目:東北地方太平洋沖地震お見舞い申し上げます。

震災に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。
毎日TVで見る被災地を見るたびに信じられないような光景です。
こんなことが世の中に起こるのかな?というのが正直な感想です。
日本の経済が落ち込んでいる所に今回の震災でさらに経済はしぼんでしまいそうです。
ウチでも宴会が延期ではなく中止になってしまう連絡が何本も入っておりお店としてショックですが、今回の災害を毎日見ていたら仕方ないと思います。
それよりも、全財産やご家族を失ったというもっと大きな悩みを抱えた方を見て、自分の店の事だけの小さな事で考え込むのはやめようと思いました。

私があの状況になったらどうなるんだろう?と思いながら店がヒマな状態の時でも妙にあっけらかんとしてしまい、『なんとかなる!』という思いがますます強くなりました。
わずかながらの募金しかできないけれど、なんと頑張って欲しいと思います。

静岡でも震災後にけっこうな揺れがありました。
あの日は店内は忙しい日でした。
早い時間のお客様がお帰りになり いつもは遅い時間にいらっしゃるマスコミ系の方も震災のために締め切り時間が早くなったらしく夜10時くらい3社別々にお店にいらっしゃいました。
「(普段は遅い時間から慌ててお食事するのが、)今日は落ち着いてゆっくり食事できるんだよ」なんて話をしてくれました。

ところが・・・

私はご注文をいただき焼き台に串を並べ、お客様はのんびり食事ができると思っていた矢先にグラッと揺れました。大きな地震です。
申し合わせたかのように3組ともいっせいに「大将、NHK!」と言ってTVのチャンネルを変え、地震の様子を確認したかと思ったら
「大将、ごめん帰らなきゃ!」と言って会社に戻っていきました。
残されたのは私と焼き台で途中まで焼かれた焼き鳥たち・・・
お客様を寂しく見送りました。

その後地震はある程度おさまりましたがいつくるかわからないので、とにかく早じまいをしながら、焼き鳥を焼き上げていつもより多めの食事をした1日でした。

被災地では不便が多く食事も不自由だと報道されていますが、絶対に復興できると思いますので とにかく明るく頑張っていきましょう!

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